40代・50代がモノを持たない暮らしを手に入れるには

CureReの想い

CureReスタッフの市川です。

 

モノを持たない暮らしをしている人といえば、「ミニマリスト」というコトバが、まず頭に浮かぶ人が多いのではないでしょうか?実は、「ミニマリスト」というコトバ、ユーキャン新語・流行語大賞2015年にノミネートされていたそうです。3年たって、すっかり世の中に定着してきましたね。

ミニマリストとは、持ちモノをできるだけ減らし、必要最小限のモノだけで暮らす人。自分にとって本当に必要なモノだけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方をベースにしています。ミニマリストを自称する方のブログや著作もたくさんありますよね。
そんなミニマリストたち、実は世代によって全く異なる考え方からミニマリストになるに至っているようなのです。

 

若者ミニマリストの思考

 

1990年代以降、バブルが崩壊した後に生まれた世代は「ミレニアル世代」と呼ばれます。
日本でいうところの、ゆとり世代とさとり世代のあたりでしょうか。

“最近の若者たち”といえば、この世代をさし、“モノよりコトを大切にする”といわれます。
つまり、モノに執着しない・物欲がない・モノより体験を重視する、といえます。
モノを手放すかどうかという悩みをあまりもつことなく、自然体でいたら、結果的にミニマリストになっていたというタイプが大半です。

ただ、モノに対する執着がない分、SNSで常に誰かと繋がっていないと不安になるというような、人との関わりに執着し過ぎている若者が多い傾向があるようですが……。

 

大人世代は、試行錯誤の末にミニマリスト

 

ここでいう大人世代とは、アラフォー・アラフィフ世代のことをさします。

アラフィフ世代は、若い頃にバブルを経験しているので、モノが溢れた生活をしてきた人が多く、ブランド品大好き。服もバッグも高価なモノがたくさん欲しい。それらを手に入れるために、頑張って働くという経験をしてきた世代です。

そんなアラフィフ世代は、子どもが大きくなり、生活に余裕が生まれ、第二の人生を考え始める年代になっています。がむしゃらに生きてきて、ふと立ち止まってこれからのことを考えはじめるタイミングで、若者の思考も反映して、「シンプルな生活」が称賛される世の中に。「断捨離」がブームとなり、「捨てる」ことや「手放す」ことで、余計なモノがそぎ落とされ心の贅沢が得られる、なんていうフレーズに、心惹かれるようになるのです。

「必要なモノだけを持つシンプルな生活が、今は贅沢」
「モノを少しだけ持つことの、心地よさ、豊かさ」

身の回りのモノをひとつずつ手放し、そしてシンプルで上質な生活を手に入れる。これがアラフィフ世代の、めざすミニマリストです。さらにその上の戦後生まれ世代の方々は、せっかくいただいたものだから、まだ使えるものだから、ともったいないという気持ちも強い。本来なら誰かに使ってもらえるはずのものをクローゼットや押し入れの奥に溜め込んでいたり・・・。隠れ資産を溜め込んでいるのも特徴です。不要な荷物を整理することで、自分がなくなった後に残された人が処分に困らないようにという視点でお片づけをしていくべき世代でもあります。とはいえなかなか体力、気力が、という方も多いです。今までの価値観をガラっと変えなければならないのですから。

アラフォー世代は、少し違います。バブル崩壊後に社会に出た世代。思春期にバブルを経験しているので、豊かな時代の記憶がありつつも、超氷河期に就職しているので、とにかく高価なモノをどんどん買うということはありません。ふだんは堅実に、ときどきごほうび的にほしいモノを手に入れるといった方が多いですよね。そして、子育て真っ最中で、共働きで時間もないという人も多い世代です。アラフィフ世代と同じく断捨離に励み、モノを減らしますが、その結果、お金の節約になったり、掃除がしやすくなったり、スッキリした家をキープすることで、心もスッキリして気持ちに余裕ができ、人間関係がよくなったり、厳選したプチプラ服でおしゃれを楽しんだりといった、あまりストイックではない、ほどほどのミニマリストが多いようです。

 

 

もともとモノに執着がないゆえに、自然とミニマリストになる若者世代と比べると、大人世代のミニマリストは、その成り立ちやモノに対する姿勢などが全く違うんですね。
さまざまな心の葛藤や試行錯誤の結果、モノを持たないという思考を手に入れるのが、大人世代のなのです。

 

自分にとって本当に必要なモノとそうでないモノを判断し、行動する

 

40代・50代がモノを持たない暮らしを手に入れるために、最初にやるべきことは「ものを減らすこと」です。自分が所有しているモノを少しずつ手放していく、いわゆる「断捨離」をする必要があります。モノを減らしていく過程で、モノとしっかり向き合う時間がとれます。アラフィフ世代は、これまで、モノを持てば持つだけ贅沢で、豊かで、幸せだと思っていたその思考自体を手放す。それは、価値観を180度変えることでもあります。過去の自分と向き合うことにもなります。アラフォー世代も、モノへの執着を手放し、モノを少なくすることで、自分の本当にしたいこと、本当に欲しいものが明確になり、それまでの思考が変化することになるでしょう。

断捨離やお片づけを通じて、モノと向き合い、「何を手放し、何を残すかを決めて分ける」という作業を繰り返すことで、いるモノといらないモノの判断ができるようになる。そうなれば、しめたもの。いるいらないをすぐに判断できるようになるので、いらないモノを手放したあとも、余計なモノを買ったり、無駄にストックしたりということがなくなり、モノを持たない暮らしが実現します。

 

手放すモノが決まった後は

 

いるものといらないモノの判断できるようになるということが、第一歩。そこをクリアできたら、次は自分に合った手放し方を決めることも大切です。

たくさんのモノを目の前にすると、それだけでうんざり、「何から手を付けていいのか分からない」タイプの方は、思い切って専門の業者に丸投げしてしまうのがおすすめです。
手放し方に頭を悩ませるだけ、時間のムダです。まだ、モノが手元に残っている間は、リバウンドの可能性があります。やっぱりこれ必要かも、なんて思い始めたら大変!早くモノのないスッキリ空間にして、理想の暮らしを手に入れましょう。

出来れば自分で手放す作業までやってみよういう心の余裕があるなら、メルカリやヤフオクなどを利用して売ってみる、古本屋やリサイクルショップへ持ち込むなど方法は色々あります。トライしてみて、自分に合う方法を見つけてくださいね。

 

本当に大切なものは何かが見えれば、どんな暮らしがしたいのかも見えてきます。

 

 

自分自身で「必要最低限のモノとコト」を決めて、手放すという行動をとったあと、どんな心境の変化が起こるでしょうか。雑多なモノに囲まれて生活していたのでは感じることのできない、物事のはっきりとした本質を見ることができるようになっていれば理想的。自分にとって本当に大切なモノが見えるようになったときに、自分が本当に望むライフスタイルが見えてきます。モノを持たない暮らしを手に入れることで、精神的に豊かに過ごしていけるようになりたいですね。

 

バブル世代と若者、乾いた世代の違いについてはこちらの本も理解を深めるためにお勧めです。

 

 

 

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