どうして自分のモノは自分で処分しにくいんだろう、考察

メルカリがめんどくさい方へ

CureRe 代表の中野有紀子です。

 

これまで500点以上私物やお仕事道具などをメルカリで売ったり、他にもたくさん人にあげたり、捨てたりしていていて、今では人様の分もいただいて売っている私ですが、同じモノでも自分のモノほど売るのに時間がかかっている現実があります。なぜなのか、分析してみました。

 

自分のモノは思い入れが深い!

 

・趣味のモノ

 

またやるかもしれない
とりあえず、今は忙しいから一回やめようと決意した趣味。いつか再開するかも。そのときに全く新品を購入するには高いし大変そうと思っている

 

・いただきモノ

 

せっかくいただいたモノだから・・・。譲ったり捨てたりするのは申し訳ないと感じてしまう

 

・食べモノ

 

口に合わないのに未開封のモノはまだ食べられる、と罪の意識からなかなか捨てられない

 

・高かったモノ/オーダーメイドのモノ

 

当時定価で素敵な気持ちで買ったモノ。
たくさん使って充分に気が済んだのに、それでもどうしてもその高揚感が忘れられなくて捨てられない。
ちょっとした毛玉やシミなどもう自分では気にならなくなっている。(笑)

 

・サイズが合わない、思ったのと違ったけど新品同様だから捨てるには忍びない

 

最近通販が流行っていて、試着や店頭確認をせずに買うことも多いかと思います。
通販で思った通りの買い物ができる方が奇跡なのかも!

 

私が不用品処分代行でお預かりするモノもまさにこのようなケースが多いです。

 

長くとっておいたものほど愛着がある!

 

そんな風に感じてとりあえず、取っておこう。と家の片隅に放置されていて、ずーっとずーっととっておいたモノ。挙句の果てには、「こんなに悩んで取っておいたんだから、その時間の分まで有効に使わないとモッタイナイと感じてしまう」なんてエンドレススパイラルになりませんか?

 

でも、、

取っておいたその期間、その長ーい期間、それらを使うことはありましたか?

 

私の例で言うと、

 

1.いつかまたやるかも、と思って取っておいてあるテニスバッグやテニスラケットがどうしてもどうしてもクローゼットから出すことができない

 

2.昔もらったプレゼント、当時(故人だったり)くれた人の想いを思い返すと実際の価値以上に値付けをし、手放しにくくなる

 

3.昔旅先でオーダーメイドで作ってもらったワンピース。またあの頃の体型に戻りたいという気持ちがあって、(ちょっと厳しそう!)ずーっとずーっとクローゼットにかかっていて逆に失望感にさいなまれている

 

などがあります。

 

このバーバリーのネックレスを例にすると。

これは私が小学生の時に父がヨーロッパの出張の帰りにJALの機内販売で家族に買ってきたものですですが、当時、あまり好みではなく付けそびれてしまい、そのままずーっと実家の引き出しにしまわれていました。当時の限定のJALとのコラボ商品だから、父がせっかく買ってきてくれたから、使っていないから、なんて心の中にどんどん価値が上乗せされてしまって。最初は15,000円(当時の購入価格くらい)で出品していたのですが、なかなか売れず最終的には8,000円ほどで売れました。それを認めるまでの心の整理が3週間ほどかかりました。

 

 

※ちなみにこれ、貴金属的な価値がないため、町のリサイクルショップに持ち込んでも100円にもなりません。先日リサイクルショップに持って行ったら「メルカリとかされていないんですか?」と聞かれてしまいました(笑)
リサイクルショップでは市場価格の1/5~1/10ほどの値が付けばまだいい方という相場観です。
貴金属や一流ブランド品でない限り、どんなに材料やデザインが良くても、エピソードがあっても、ほとんど値が付きません。

 

想い出が金銭的価値以上にモノの価値に上乗せされている

 

基本的にアンティークも含め、モノは劣化していきます。しかも刻一日、一日と。

一部のヴィンテージ品やお宝品を除いてほとんどのモノがそうです。

 

ですがなぜか心の中の価値は時間の経過とともに高まっていくんですよね・・・。

 

解決方法のご提案

 

1.思い切って捨ててみる!

 

使っていないモノを捨てても問題はないことが多いです。思い返して価値があると思い込んでるのに使いこなしていない罪悪感にさいなまれるよりも良いかもしれません。また、使っていないモノが仕舞われている定位置に他のモノを収納したり飾ったりすることができるでしょう

 

2.あえて、ゴールデンゾーンに飾る

 

そんなに好きで大切だと思えるものならば、半年や一年など期限を決めて、お気に入りの棚の上などいつでも目に入るところに飾ってみましょう。古ぼけていて嫌ですか?であればそれはやっぱり処分対象になるかもしれません。

 

3.欲しい人にあげる

 

私がメルカリを始める前はこの方法をとっていました。

でもなかなかほしい人を探すのも大変です。食べ物なら、カーブスの各店舗で行っているフードドライブ(未開封で賞味期限に猶予がある食料品を寄付することができる)に寄贈したり、ご近所さんにおすそ分けしたり。子供グッズなら幼稚園や保育園などに譲ったり、バザーに出したり。小さい子がいる人に「これいる?」と聞いてみてもいいかもしれないですね。

 

4.メルカリやヤフオク、買取屋さんで売ってみる

 

買取屋さんではごく一部のモノしか値が付きません。せっかく持って行っても全然金銭的な価値がない場合、捨てる方が早いと思うかもしれません。メルカリやヤフオクで売ってみて少しでも誰かに譲れたら、と思えれば気が楽になるというのであれば、挑戦してみても良いでしょう。

このとき、高く値をつけてもなかなか売れないかもしれません。
価値は市場が決めるもの。あなたにとって価値が高いモノでも意外に市場に出すとそうでもないかも・・・。

 

5.もうめんどくさいから全てCureReにお任せ

 

1~4のどれもめんどくさいと思う方は、段ボールに入れてCureRe 宛に送ってみてはいかがでしょうか。
値が付きそうなものは金銭的価値に変えて処分しますしそうでないと判断されるものは適切に処分をします。処分後はしっかりレポートももらえてモノの行き先も分かり納得度も高くなります。

 

そう、私が自分自身のモノを未だ適切に処分できないのは、以上のような理由があるからです。

皆さんも似たようなお悩みを抱えていませんか?

CureRa にお任せいただけたら、適切に処理をします。良ければご相談ください。

 

 

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