スタッフのもちこです。
「なんだか臭う」
久しぶりにエアコンをつけたときに感じたことありませんか?
夏は涼しく夜は暖かくといった室温調整してくれる便利なエアコンですが、長く使っていると「変なにおいがする」と言う経験はだれもがしたことがあるのではないでしょうか。
その臭いの原因は、なんとカビです。
すぐにでも何とかしたい!そんな気持ちになると思います!
でも、エアコンの業者に頼んで清掃してもらうと代金は1台10,000円から20,000円が相場。最近流行のお掃除機能付きエアコンだと通常の値段の1.5倍になってしまいます。
しかもすぐに清掃に来てくれるとは限らないですし、何より今すぐエアコンを使いたいのに使えないのは辛いですよね。
であれば、自分で掃除をしてみませんか?
この記事では、近くの薬局や百均でも買える道具を使って掃除をする方法をお伝えします。
エアコンを掃除する理由
エアコンは、吸い込んだ部屋の空気を温めたり冷やしたりして部屋に戻します。
そのため、空気中のほこりやゴミも一緒に吸い込みます。
通常はエアコン内のフィルターを通して空気は、排出されるので、吸い込んだほこりやゴミが空気と一緒に出る事はありません。しかしフィルターの掃除を怠ったり、ゴミやほこりが溜まったままだと空気の吸い込みが悪くなりフル稼働してしまうので消費電力が上がってしまうのです。その結果電気代もアップ。そのため2週間に1度はフィルター掃除をしましょうと言われています。
そういった経済的な問題以外にも実は、もう一つの問題があります。それはカビが発生しやすくなるということです。特に夏場はエアコン内部で結露が発生しなくなりますそのためフィルターに埃が溜まっているとカビが出る最適な環境、つまり、水分と栄養と適度な温度が、そろってしまうため、カビが発生しやすくなるのです。
エアコン内でカビが発生すると、排出される空気に紛れて部屋にまき散らされてしまうのです。
その結果、エアコンをつけているとなんだか咳が出るや喉が痛いと言うことがあれば、ひょっとしたらエアコンから出ていたカビが原因で咳鼻水が出ていたと言うことがあり得るのです。このようなことを防ぐためにもエアコンはこまめに掃除した方が良いと言うわけです。
掃除をするための準備物
フロア用ドライシート
クイックルワイパー
除菌シート
クイックルワイパーハンディーの柄
消毒用エタノール
掃除する場所
家庭で簡単にするためには以下の3点を中心的に掃除をします。
- エアコン本体とその周辺の掃除
- フィルター
- 噴き出し口とその奥
エアコン本体とその周辺
エアコン本体とその周辺は、意外に汚れています。
エアコンと壁の接触部分にホコリがたまっていることが多々ありますので、この機会にしっかり汚れを取ってしまいましょう。
乾いたホコリは、乾いた状態で拭き取ったり、掃除機で吸い込んだりすると楽にそうじができますよ。
百均でも売っている「フロア用のドライシート」や「クイックルワイパー」で拭き取ります。
ホコリを取り除いた後は、硬く絞った雑巾もしくは、「フロア用のウエットシート」でしっかり拭いたら終了です。
フィルター
フィルターを外し、まずはホコリを取り除きましょう。この時も、ホコリは乾いた状態でとりのぞくほうが良いです。そのまま水で洗うとホコリが落ちにくくなるので注意しましょう。
方法は、掃除機でホコリを吸い取るか、「ドライシート」や「クイックルワイパー」でホコリを取り除きます。
掃除機でホコリを取り除くときは、新聞紙などを下にあてると、吸引力が上がりますので、ホコリが取れやすくなります。
ホコリを取り除いた後は、水洗いをし、しっかり乾かしてから、取り付けて完成です。
しっかり乾燥させないと、またカビが発生しやすくなりますので、注意してくださいね。
噴き出し口とその奥
吹き出し口をみたときに、黒い点々があれば、それはカビです。
吹き出し口にカビがあると、エアコンを使うたびに「カビ」を部屋中にまき散らしていることになります。
しっかりと取り除きましょう。
方法は、除菌シート、やクイックルワイパーハンディの柄(細長い棒など)を使って拭き取ります。
丁寧な作業になりますので、根気よくしましょう。
除菌シートで、吹き出し口やその奥のカビを拭き取ります。
薬局で売っている「消毒用エタノール」をスプレーに入れて吹き付けるとシートがしっかり湿り、カビが落としやすくなります。
吹き出し口や羽(ルーバー)、その奥のほうにも「カビ」はいますので、優しく吹き出し口や羽(ルーバー)をうごかして、しっかりカビを取り除くようにします。汚れがなくなれば完成です。
市販のエアコンクリーナーについて
市販のエアコンクリーナーは使うのであれば、注意が必要です。
お掃除の業者の方に、エアコンクリーナーを使っているおうちのエアコンが特に汚れがひどいと聞いたことがあるからです。
以前、プロにエアコンクリーニングを頼んだ時、エアコンのフィン(フィルターを外したら見える部分)や送風口の奥にみえるファンなどの清掃は、かなりの水を使って洗い流していました。本当に真っ黒な汚水がたくさん出てきて驚きました。
その様子を見ていると、スプレーした程度で本当に汚れが落ちるのか疑問を感じます。さらに、洗剤を流さないのであれば、エアコン内部は、洗剤がいっぱい残った状態になります。洗剤そのものも、実はカビの栄養になるので、さらに心配になります。
場合によっては、スプレーした洗剤が、電装部分に付着し、そのまま放置すると、半年から1年で突然エアコンが動かなくなってしまうこともあるようですよ。
市販のエアコンクリーナーを使うときは、エアコンの構造を理解したうえで使う必要がありそうです。
まとめ
今回紹介した部分をまめに掃除をしておくと、内部のフィンやファンに汚れが付きにくくなり清潔が保てますので、1、2か月に一度は掃除をしてみてくださいね。
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