子供も読んでお勉強『学校では教えてくれない大切なこと1 整理整頓』

子どものお片づけ

CureRe 代表の中野です。

小学一年生になった息子が、「ママ、整理整頓読むー」と言って読書専用端末kindleを取ってくれるよう私に言ってきました。「あそこに充電してあるから読んでいいよ」と言うと慣れた手つきでページをめくります。

「お片づけ」、「まずはしわける」

などと読む声が聞こえす。消灯してからもベッドの中でこっそり開いて読書していました。
こんなに夢中になる本、「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズのは、漫画形式で分かりやすく子どもに生きる力を伝えてくれるため、今人気なんです。

皆さんは知ってましたか?

旺文社公式サイトによると

小学生とその保護者を対象とし、学校で教える教科の枠を超え将来にわたって役立つ力を身につけられるシリーズ

なんだそうです。

2018年11月現在ではシリーズ23冊が刊行されています。テーマは、

 

「整理整頓」「ステキになりたい」「カッコよくなりたい」「時間の使い方」
「身近な危険~防災と防犯~」「勉強が好きになる」「自信の育て方」「考える力の育て方」「夢のかなえ方」「からだと心」「楽しくお手伝い」「感性の育て方~センスをみがく~」「本が好きになる」「文章がうまくなる」「友だち関係~自分と仲良く~」「友だち関係~気持ちの伝え方~」「友だち関係~考え方のちがい~」「英語が好きになる」「お金のこと」「物の流れ」「ルールとマナー」「ネットのルール」「数字に強くなる」

 

ズラリと並ぶテーマはどれも、そうそう、こんな本待ってた!って感じですよね。

その中でもなんと、シリーズ累計100万部突破の第1弾のテーマは「整理整頓」!

そう、お片づけがテーマなんです。お片づけって学校では教えてくれないことNo.1もあり、親が一番子供に習ってほしいことなのかもしれません。

 

この本に書いてあること

まずは、目次をみてください。大人でも、読んでみたいと思う項目がズラリ!
マンガで楽しく学べるようになっているので、ふだん本を読まないよ、ってお子さんでもあっという間に読めてしまいます。
マンガの主人公は「片津家(かたづけ)」の片津整太くん。
ネーミングもおもしろいですよね。

 

目次を見るだけでも、お片づけの極意が詰まっています。

 

目次

 

1章 いつどうするかを決めよう(決める力)

・片づけに向いているときっていつ?
・いる?いらない?分けてスッキリ!
・どこにでもしまえばいいってもんじゃない!
●整太、スーパーへ行く
・それって本当に買う必要ある?
・やることが多すぎて
●整太、遠足へ行く・・・

2章 身の回りのものの整理をしよう(まとめる力)

・勉強する気になる机って?
・さらば、ぐちゃぐちゃの引き出し
・実はもっと物が入るかばんの中

・本を手に取りたくなる本棚
・衣服も自分でしまう

・充実した一日を過ごすために
こんなことにも役立つ! 計画を立てて好きなあの子とラブラブに!?
・目標を達成したい!
こんなことにも役立つ! 目指せ!未来のアスリート

 

3章 きれいな状態をキープしよう(続ける力)

・真の片づけ!「きれい」をキープ
・掃除もできるようになろう
こんなことにも役立つ! 掃除や片づけで…健康・安全な生活を手に入れろ!!
・食後の片づけはお母さんだけの仕事じゃない!
・みんなで使う場所もきれいに
こんなことにも役立つ! 育め、思いやりの心!
・おこづかい帳をつけたらお金がたまる!?
こんなことにも役立つ! ほしいものがバンバン買える!?
・日記をつけてリフレッシュ
こんなことにも役立つ! 作文を上手に書けるようになる!!

などなど。

3つの章にわかれていて、順番によんでいくと、お片づけに必要な3つの力、
「決める力」「まとめる力」「続ける力」を学べるようになっています。

 

読んで読んで、っていう感じです(笑)
親が色々言うよりも子どもにとってはマンガから学ぶことは多いですよね。

 

第1章では、片づけるタイミングについて、「いいとき」と「だめなとき」に分けて説明しています。そのあと、衣類を「いるもの」と「いらないもの」に分ける、遊びや趣味のものを「いるもの」と「いらないもの」に分ける、という感じで、少しずつ「決める力」をつけていきます。そして、「いるもの」をどこにしまえばいいのか、「いらないもの」をどうやって処分するかを学び、さいごに、新しいものを買うときに、それが本当に必要なモノかどうかを考えることができるようになります。

第2章では、机の引き出し、かばんの中、本棚、タンスなど収納場所に、分けたものを目的に応じて収納することと通じて「まとめる力」を身につけます。

第3章では、お片づけしてきれいになった状態をキープすることで、「続ける力」を身につけ、その結果こんなことに役立つよという具体例をあげて「続ける力」の大切さがわかるようになっています。

 

この本を参考に我が家でやってみていること

 

我が家では、子どもたちが、あれがないこれがないとしょっちゅう大騒ぎしていたので、この本を参考に、モノの定位置を決め、使ったらそこに戻す、というルールを決めました。なかなか、完ぺきとまではいきませんが、探しものをすることがグッと減っています。

それから洗濯して乾いた衣類を、今まではひとまとめにかごに入れていたのですが、それを子ども別に用意したかごに入れて、そのまま渡し、自分の服は自分でタンスにしまうことにしました。

これで親の方も家事の手間が減り、乾いた洗濯ものがリビングで山になることもなくなりました。どの服がどこにしまってあるのか、子どもたちが自分で把握しているので、「あの服どこにある?」と聞かれることもなくなりました。

 

そもそもKindleにしたのは

 

「学校では教えてくれない大切なことシリーズ」は、紙の本とKindle版の両方があります。
うちでは、Kindle版を購入しています。

大きさがまちまちでかさばる絵本や図鑑のような大きな書籍の収納にも困りませんし、紙の本よりもKindle版のほうが割安なことが多いからです。

Kindle版を読む端末は「Kindle Fire HD10」を使っています。

 

タブレット:kindle fire 10 を育児・雑誌・動画閲覧用に購入/kindle paper whiteとの違い編

10インチあると、大画面なので学習マンガや料理本も読みやすいし、絵本の小さな字もストレスなく読める感じ。大きさがまちまちでかさばる絵本や図鑑のような大きな書籍の収納にも困りません。
Amazonプライムビデオで、子ども向きの映画やアニメを見せることもできます。

Kindle Fireには、ペアレント・コントロール機能があるので、勝手にいろいろ購入されないように機能制限をかけています。

ちなみに、このシリーズ、「整理整頓」、「お金のこと」、「友達関係~自分を大切に~」の3テーマが「アンリミテッド(Amazonの読み放題サービス)」対象になっています。

子どもたちがもう少し大きくなったら、Kindleで読書を楽しんでいる時に、わからない言葉の意味をすぐに無料の国語辞書で検索したり、ウィキペディアに接続して調べたりといった使い方をできるといいなと考えています。

 

 

子供のときからのお片づけの意識って大事ですよね

 

片づけを習慣にすると「ものごとを順序立てて考える力」「計画的にものごとを行う力」「大切なものとムダなものを判断する力」など、ただ部屋がキレイになるだけでなく、重要な能力を自然に身につけることができます。

「片づけなさい!」といくら叫んでも、片づけ方がわからなかったら、ただ、口うるさく注意されたと思うだけ、親にとっても子どもにとってもいいことは何もないです。
かといって、親があれこれ指示しても、なんだか子どもは押し付けられているように感じますよね。それよりは、自分で楽しみながらマンガで読んで、お片づけの意識が身についたらいいと思いませんか?

整理整頓、お片づけの意識が身につくことで、身の回りだけでなく一日の予定や将来の目標までしっかりと整理できるようになります。やはり、こどものときからお片づけの意識って大事ですよね。

 

この記事が皆さんのお片づけのヒントになりましたら幸いです。

 

『学校では教えてくれない大切なこと1 整理整頓』

 

 

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