ルイヴィトンをどうやって手放すか、それとも残すのか問題

メルカリ

こんにちは。エバーガールの中野有紀子です。

最近テレビ番組で、古物の話が良く出てくるようになりましたね。お片づけの問題、そしてそれらが再利用でお金になるという内容が楽しいみたいです。
昔でいうなんでも鑑定団みたいなものですね。

私よりも子どもたちの方が楽しんでその番組を観ています。
私は、モノとのお別れはセンチメンタルになるしとても神聖なものだと感じやすいタイプなので、そのようなバラエティ番組を観るのは苦手で、「観るならママがいない時にして」と言っています。

先日、小3の娘が、「ママのそのバッグ、高いんでしょう?テレビで出ていたよ~売れるんだってね」とニコニコ言ってきました。
小1の息子まで、「ブランドもの」という言葉を覚えていました(笑)
あちゃー、突っ込まれましたね。

若い方からすると、どうして同じ柄がたくさん出回っているのか、理解できないと思います。

私以上の世代の人、特にバブル時代を経験している人はいくつか持っていますよね。そういう時代だったのと、やっぱりモノグラムは耐久性が良いですね。

娘にそう言われて、私は自分の中で答えが出ていたので、いつかそう聞かれたときのために回答をしました。

私の回答

 

「ママはね、これ20代の時にお仕事を頑張って、会社を辞めるときにそのご褒美にと、その後ずっと使えるバッグを買ったんだよ。だからこれはママの想い出の品なの。だから売るつもりはないんだ」と。

 

皆さんはどうでしょうか。
皆さんにもそれぞれきっと答えがありますよね。

 

皆さんの心の中

 

旦那からもらったものだから
ハワイに行ったときに買ったものだから
使いやすいから
雨が降っても安心だから
たくさん入るから
アフターサービスが受けられるから
丈夫だから
やっぱり使いまわしが効くから
ボーナスで買ったから

などなどですよね。

 

無理をして手放さなくていいんです

 

好きなものは好き!
ブランドものだって、ブランドものじゃなくったって、好きなものは好きですよね。

私はこのバッグがとても好きで毎年何回か使います。買ってからもう11年経ってしまいました。あっという間です。色の変化もなんだか自分と一緒に年を重ねているようで嬉しいです。他のバッグはほとんど入れ替わっているのに。
お財布は3年間、毎日使っています。痛まないようにカードケースなどは別にしています。

なぜ好きか?

・ファスナーがあるから防犯上も安心
・A4サイズまでらくらく入るわりにキュッとしぼまっている可愛らしいデザイン
・肩掛けも自在、長さ調節も可能
・撥水加工がある
・革があめ色に変わるのを楽しみにしていた、艶が出て味がある
・ファスナーはちょっと滑りが悪くなったけど、メンテナンスしてもらえる
・鋲がついているので床にも置ける
・秋になると使いたくなる、秋色

などなどいろんな理由があります。

お財布も、買った理由や思い出があります。
しかも3年経っても全然型崩れしないので、本当にヴィトンのお財布は丈夫だな、と思います。

自分が好きなら使い続ければいい。使いにくかったり、もういいや、と思えば手放せばいい。
テレビなどで面白おかしく言うかもしれないし、メルカリにもいろいろモノとしてヴィトンは流通していますから、いつでも手放したいときに手放せますが、そのタイミングは自分で決めればいいのではないでしょうか。

 

自分とともに経年変化を楽しもう、娘にも譲ろう、お母さんからもらったし、など思っている方も多いはずです。
休ませながら、楽しんで使っていきたいですね。

昔話を少し

 

ところで私が最初にヴィトンを買ったのは大学生のときでした。
もちろんウン万も自由に使えるお金はなかったので、早稲田のリサイクルショップにあった8000円のドラム型のパピヨンというバッグを買ったんです。

そんなに流行っているものどういいのか、使ってみたくなって。定番は高いので、古くて形がちょっと変わったものを。
学生っぽいエピソードですね。それ、実は3回くらい使用したら、紐が切れました(笑)

そのときバイトしていた青山一丁目の新青山ツインビルにはちょうどルイヴィトンのリペアセンターがあったので持ち込むと、修理代が8,000円ほどでした。きれいな革にしてもらい、満足してたまに使っていました。
どう処分したかは忘れてしまいましたが、それはそれでマイファーストヴィトンです。きっと10年以上前のものだったでしょうが、ちょっと大人になった気分でした。お母さんからもらったの、なんてお友達も素敵なエピソードだな、と思っていました。うちにはなかったので。

今の若い方も、メルカリやヤフオクなどで中古で買ってそのように楽しんでいるのではないでしょうか。

その後、大学四年生の時にフロムエー誌に書いてあった「夏休み特集!海外で働きたい!」のコーナーにあった、10日間、イタリア・フランス買い付け 日給5,000円というバイトをしました。これは現地のショップに行って日本の6掛けくらいで日本で売れ筋だった商品を購入し、TAXFREE分も会社に収めるというものでした。旅費が会社持ちで、みんなでアパート暮らし。まさに学生向けのバイト。

それを並行輸入としてその会社は9掛けくらいで売っていたのです。

パリのサンジェルマンの3店舗、フィレンチェ、ミラノなどのショップを回りました。自分のものにはならないけれど、当時は得意だった英語を使ってお買い物を楽しみました。最終日に自由時間ができて、日給分にほぼ近い感じでプラダを買いました。日本よりも安かったですが大学生にはギリギリ払える感じの。しかも現地だとバリエーションが豊富で。それもその後とても楽しく使いました。

 

そんな風に、男性中心に作るメディアのテレビでは、ルイヴィトンを楽しくおかしく言うかもしれないけど、女性からしたらみんなそれぞれ想い出があります。今でもファッション誌に広告を載せていますし、ショップのサービスは素晴らしいし、間違いなく憧れのブランドなのです。

 

あなたは、ヴィトンを売りますか?売りませんか?

 

もちろん使い込んでボロボロでもういいわ、というなら売ればいいし、デザイン的もこれはちょっともう・・・というのであれば当時の私のように若い方や節約している方にお譲りしたらいいでしょう。買ってみて使いにくかったもの、別れた人にもらったものなどは手放す理由になりますね。
でもそれは周りに言われて決めることではないですよね。

どちらを選ぶのも、あなた次第です。

男性の皆さん、若い皆さん、私たちの気持ちを分かってください。

この記事が何かご参考になりましたら幸いです。

 

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